教育熱心な親ほど、自分の願うように子供が育たないと悩んでいる方が多いです。
自分が苦労してきたことやこうすれば良かったと『子供の為に』と思って勉強させたり習い事をたくさんさせたりしますよね。
しかし、その子はその子であって、あなたとは別の人間であり、子供には子供の人生があるということです。
だからといって子供を放ったらかしにするのとは違います。
学校で成績が良く、人としての評価も高い子というのは家で親の言うことを聞き、真面目に勉強していると思いますよね。
実は逆で、家ではダラダラしている子が多いのです。
頭のいい子は家でダラダラしている⁈
学校で成績が良くて人としても素晴らしい子供、実は家ではダラダラしているのです。
学校の面談で担任の先生に褒められて、親御さんは家での子供とのギャップにびっくりすることがあります。
なぜなら家では、親の言うことを聞かなかったりダラダラしてばかりで緩みっぱなしだからです。
学校で成績が良く人格が素晴らしい子供というのは、親の愛情を感じる家で安心して息抜きや気晴らしができているのです。
家でいい子は危険⁈
家で親の言うことを聞き、親の理想通りに育っている子は、実は危険です。
また、厳しすぎる家も同様です。
家でダラダラできない子供は親をがっかりさせたくない、親の期待に応えたいと思う気持ちから、家という安心できるはずの場所で、気を張らなければいけない状態になっています。
家で真面目に見えている子は、いつ気晴らしをしているのでしょうか?
それは、外です。その為、外で憂さ晴らしやストレス発散をしています。
周りが迷惑になる行為や友達を傷つけるようなことを言ったり、いじめの加害者になってしまうこともあります。
「うちの子に限ってそんなことはしない」と言う親は、家では親の言うことを聞く『いい子』である子供しか見てないので、外で発散させている子供に気付いてないのです。
子供を伸ばすのは『親の愛情』
子供への愛情表現は、欲しい物を何でも買ってあげたり甘やかしたり過保護になりすぎることではありません。
心からの「愛してる」や「大好き」を言葉に出して言うことやスキンシップ、コミュニケーションがとれていることです。
子供は親に愛されている、認められていると感じることで安心感や自信を持ち、『やる気』や『チャレンジする気持ち』を引き出せるのです。
気をつけてもらい点は、親は子供に愛情を注いでいると思っていても、子供には伝わっていないということです。
スキンシップで分かりやすい愛情表現を
小さい子供なら抱っこしたり、頬を寄せたりすることができますが、子供が大きくなると難しくなってきます。
しかし、スキンシップは子供が親からの温もりを感じ安心感を得る為に大切なことです。
子供の体が大きくなって抱っこができなくなったら、ギューっと『ハグ』をしましょう。
思春期の子供がハグを恥ずかしがるようになったら、「大きくなったね」「頑張ったね」と頭を撫でてあげたり、「いってらっしゃい」と送り出すときに肩や背中をポンポンと軽く叩いてもスキンシップとして効果的です。
まとめ
子供が無条件で親に愛され、家で安心して息抜きや気晴らしができている子供は伸びます。
子供がしっかりと家庭でパワーを充電できるように親の愛情を見直してみましょう。