【梅雨のダニ対策】間違っているかも…本当に効果的なダニ退治3選

「梅雨はダニが繁殖しやすいイメージだけど、普段やってるダニ対策でも効果があるのかな?」

「特に布団は、家族の快眠のために本当に効果的なダニ対策の方法が知りたいな。」

今回は、こんな疑問に答えていきます。

梅雨のダニ対策してますか?

梅雨明けから夏にかけて、1年間で一番ダニが繁殖する時期です。

ダニの繁殖条件

ダニが最も繁殖しやすい環境は、高温多湿。

温度20〜30℃、湿度60〜80%なので日本では梅雨明けから夏にかけて最も繁殖します。

冬など温度が低いときは、ダニの繁殖はほとんどありませんが、動かないだけで死滅してるわけではありません。

ダニが特に活発になるのは、高温多湿の夏場になりますね。

ダニのエサとなるもの

ダニの好きなものは、人のフケや垢、食べかすなどで。種類によっては室内のカビなどをエサとするダニもいるようです。

では、そんなダニが住処としている場所をチェックしていきましょう。

ダニ対策の前にダニの住処をチェック

ダニの住処

・ソファー

・クッション

・カーペット

・畳

・カーテン

・ぬいぐるみ

・布団

・まくら

・こたつ

・家具の隙間

・部屋の隅 など

ダニの住処で特にダニが繁殖しやすいのは、ソファ(約1300匹)、じゅうたん(約2000匹)、布団(1平方メートルあたりに約10万匹)。

梅雨明けから夏にかけて、湿度の高い時期にに産卵し、秋には300倍の数にもなるといわれています。

また、梅雨明けから夏にかけて、アレルギー源の一つ「チリダニ」が一番繁殖する時期なので、特にダニ退治への注意が大切になります。

ダニの死滅温度・生息できない湿度

ダニ退治をするには、一般的に50℃以上の高熱を30分以上当てると死滅し、60度以上になればより短時間に死滅します。

また、湿度55%以下で生息できません。

では、普段こんなダニ退治をしていないか、チェックしてみましょう!

梅雨のダニ対策 間違ったやり方

布団の天日干し

真夏日の布団の天日干しは、布団の表面温度が50℃くらいになるので効果がありそうですが、ダニは布団の内部に逃げ込んでしまい、ほとんど効果が期待できません。

さらに、布団たたきをするとダニやフンやチリなどが落ちそうですが、布団たたきをするとかえって逆効果。

布団たたきをすると、ダニのフンや死骸が細かくなるだけで、布団たたきをする前の2〜3割に増しになってしまうということです。

布団を掃除機で吸う

布団に掃除機をかけるのも効果的にみえますが、ダニは布団の繊維の隙間に隠れているので普通の掃除機をかけても吸い出すことができません。

死んでいるダニには効果があるかもしれませんが、

生きているダニは繊維にくっついているのです。

パワーの強い掃除機でないと、ダニを除去することはできないので、パワーの強い掃除機(350W)で吸引すれば、約90%のダニが紙パック内で死滅してくれます。

布団を水洗い

布団を洗濯機や手洗いなどで水洗いすれば、ある程度のダニのフンや卵は洗い流すことかできます。

しかし、ダニの成虫は死滅しません。

ダニの成虫は乾燥には弱いですが、水には強いのです。

ダニの足先にはカギ爪のようなものがあり、繊維にしっかりしがみつくので、洗濯機の水流くらいでは洗い流せません。

では、どんな方法がダニ退治に効果的なのでしょうか?

梅雨のダニ対策に本当に効果的なダニ退治3選

ダニの対策は布団乾燥機

布団の繊維に入り込んでるダニを退治するのに効果的で一番手軽なのは、布団乾燥機を使うことです。

より効果的な使い方は、週1回で月に4〜5回使うよりも、4日間連続で月1回のほうが効果的です。

布団乾燥機で、ダニは死滅しますが死骸やフンなどは布団に残ってしまいます。

布団乾燥機を使ったあとは、掃除機で死骸やフンなどを吸えばより効果的です。

ダニの対策はスチームアイロン

ダニは50℃以上で死滅します。さらに、60度以上になればより短時間に死滅します。

スチームアイロンの温度は100度以上になります。

ダニの死滅する温度をかなり上回ることができますし、短時間に死滅させることができます。

布団乾燥機と同じように、スチームアイロンを使ったあとは掃除機で吸い取りましょう。

ダニ対策はコインランドリーの高温乾燥機

コインランドリーの高温乾燥機は80℃~120℃の高温です。

ダニの死滅温度を超えているので死滅し、さらに回転することでダニに死骸やフンなどアレルゲン物質を取り除くくとができます。

また、水温調節ができるコインランドリーで50℃~60℃以上のお湯で洗えば、ダニを死滅させることもできます。

50〜60℃のお湯で洗い、乾燥機にかけるとより効果的です。

布団をお湯で洗う場合は、洗濯表示タグでお湯洗いができるかどうか確認してからにしましょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする