いじめられる子は、その子本人だけが悪いとは限りません。
親の育て方やかかわり方も影響しています。
子供がいじめられる子になった原因が親にもあります。
いじめられる子の親の特徴をご紹介します。
あなたは大丈夫ですか?
いじめられる子の親の特徴
過保護
子どもが失敗しないように、挫折しないように、先回りして親の言う通りにさせて、安全な道ばかり歩かせている過保護な親は注意が必要です。
子どもは失敗したり挫折したりする中で立ち直りながら強くなったり、自信を持てるようになります。
過保護に育てられた子供は常に親が失敗しないように助けてくれていたので、親のいないところで嫌なことを言われたりされても自分で抵抗できないのです。
過干渉
親は子供の様子を見て何をして欲しいのかがわかってしまうので、子供が言う前にやってあげてしまいがちです。
しかし、子供が言う前に親が何でもやってあげてしまうと、子供は、自分の意思を言えない子になってしまいます。
また、子供に決定権がなく、親が「ああしなさい、こうしなさいと」決断して親の言うとおりにさせていると子供はなにもできない子になってしまいます。
何も自分でできない、意思も言えない子はいじめられる原因にもなります。
子供を否定する
陰気な子はいじめの対象になりやすいです。
陰気な子というのは、親に褒められることがほとんど無く、否定的な言葉ばかり言われて育っているのです。
「あなたはダメな子」「そんなこともできないの?」「それは違う、それはダメ」
そのため、自己肯定感が低くなり「自分が悪いのかも…」と否定的な思考になってしまいます。
自分に自信を持つことができず、ネガティブな発言が多くなったり、陰気で暗い印象の子になってしまうのです。
子供の話を聞かない
子供は『親を心配させたくない』『親を困らせたくない』と思う気持ちから、いじめられていても言わない子もいます。
日頃から子供の話に耳を傾けていれば、子供も嫌なことをされたり、いじめられていることもサラッと会話の中に出せることもあります。
日頃から子供の話を聞いていると、ちょっとした変化に気付くこともでき、いじめられている場合、エスカレートしてひどくなる前に気づき対応することもできます。
まとめ
いじめられている子は、親にも原因があります。
子供のために…と思っていたことが、いじめの対象になるような子になっていたのかもしれません。
過保護や過干渉になっていないか、子供にかけている言葉は大丈夫なのか、子供の話を聞いているかなど、子供との関わり方を考え直してみることも大切ですね!