なぜ、いじめの対象に?いじめられる子には特徴がある

どれだけ、いじめはダメでよくないと言われていても、いじめは無くなりません。

また、いろいろな子が集まり集団生活をする場である学校で、いじめをなくす事は不可能なのです。

だからといって、子供のいじめを見過ごすことはできません。

いじめる子が悪いと言っても解決にはならないので、いじめられる子に目を向けてみました。

すると、いじめられる子には共通した特徴があります。

いじめられる子の特徴を知ることで、自分からいじめを回避するようにしてもらいたいです。

いじめられる子の特徴

陰気な子

ポジティブで明るい子は人気があり人が寄ってきますが、陰気な子は、人も寄り付きませんし、その場の雰囲気を悪くしてしまうで相手を不快にしてしまうことがあります。

『オタク』は陰気だと思い込まれていますが、『オタク』が悪いわけではありません。

暗くしているオタクがより陰気に見えるだけで、明るければ『オタク』はいじめの対象にはなりません。

空気が読めない

冗談が通じない子や周りが盛り上がっているときに盛り上がれない、あまりに周りからの誘いを断っていると空気が読めないと思われてしまいます。

人は同じ行動や感情を抱いく人に好意を持つため、周りに合わせることができない子ははじかれてしまいます。

正義感が強い

正義感が強いということは本来とても良いことなのですが、ときに正義感は周りの反感をかってしまいます。

例えば、授業中にうるさい子たちに対して「静かにして!」と注意したことで、何倍もの文句を言い返されてしまうことになり、うるさくしていた子の文句に対して言い返せないでいると、ターゲットになってしまうのです。

良くも悪くも周りと違う

良いことでも、悪いことでも『人と違う』ということが、いじめを引き起こしてしまいます。

言葉は悪いですが、不細工過ぎる、痩せ過ぎ・太り過ぎている、頭が悪過ぎる、運動神経が悪過ぎるなど、目に見えて人より劣ってることがからかわれる原因となります。

また、可愛すぎる、頭が良過ぎる、運動神経が良過ぎる、先生から気に入られている、リーダーシップを発揮できる、家庭環境がいいなど、周りより優れている子は嫉妬されてしまうことでいじめにつながることがあります。

まさに「出る杭は打たれる」です。

仕返しをしない

嫌なことをされても言い返せなかったり、仕返しができない子です。

「あの子は逆らわないから、何をしても大丈夫なんだ」と、どんどんエスカレートしていく場合があります。

親しい友達がいない

いじめられていても本当に仲の良い友達がいればかばってくれます。

かばう人も、いじめられている人をかばったことで次のターゲットになってしまう可能性があるので、よく知りもしない人をリスクをおかしてまでは、かばおうとは思いません。

見て見ぬ振りです。

かばってくれくれるほどの親しい友達がいない場合、いじめっ子にとってはいじめやすい環境となってしまうのです。

いじめられないために

無視をする

いじめっ子はいじめた相手の反応を楽しんでいます。

過度な反応はいじめっ子の思うツボです。何を言われても受け流して下さい。

感受性が強い子は、言われていることに対して、より傷ついてしまいますが、言われていることを受け止めないことです。

反応せず無心でいることで、いじめっ子は面白くなくなって矛先を変えることになります。

堂々とした態度

自信がなくウジウジした態度や何も言い返せない態度をいじめっ子は楽しんでいます。

何を言っても動じない、気持ちを強く持って堂々としている子はいじめのターゲットになりにくいです。

強い(強い立場の)人を味方にする

みんなの人気者や怖がられてる人と仲良くすることで、いじめを回避できます。

バックに人気者や怖がられている人がついてる子は、やり返されることを恐れるため嫌がらせはしません。

いじめられたときの対応

学校でいじめられている場合は、担任の先生に相談するのも効果的です。

いじめに気づいていない先生もいるので、いじめの事実を伝えることからはじめましょう。

いじめっ子本人に直接注意してもらう、クラス全員に具体的な内容は避けて(名前などを伏せて)注意をしてもらう、いじめっ子の親に報告するなどの対応をとってもらいましょう。

まとめ

学校という、いろいろなタイプの人が集まり、「違い」の出る生活の場ではいじめは無くなりません。

いじめられる原因に一つでも心当たりがある場合は、いじめを回避するためにどうすることが良いのか考えてみましょう。

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