いじめっ子は「なぜ、いじめをするのか?」いじめる子供の特徴とは?

いじめる子は、「なぜ、いじめをするのか?」

いじめっ子も表面上はいじめることが面白かったり、ストレス発散になっていたりしますが、「なぜ、いじめるのか」核心に気づいてないことが多いです。

しかし、いじめる子にはある程度共通した特徴があります。

核心の部分はいじめっ子本人を見ただけでは、分かりにくいものです。

実際にいじめっ子を何人も見てきた中での、いじめっ子の特徴をご紹介します。

いじめっ子の特徴

嫉妬心

相手が自分より優れていることに対して嫉妬する気持ちがいじめにつながるケースがあります。

自分より容姿が良い、成績が良い、運動神経が良い、先生に気に入られている、周りの友達から慕われているなど、自分が劣っていることを目の当たりにされることが気に入らないのです。

いじめる子は自分より優れていることが気に入らずイライラしてしまうことから相手を傷つけて相手が弱るところを見て面白がるのです。

自分の価値を確かめたい

家庭で勉強できないことをバカにされたり、ダメだダメだと否定されている子は、自分より劣ってる人を傷つけ優越感を得ることで満足します。

ターゲットにした子に、酷いことをすることで自分が強くなれたり自信を持ったりします。

また、人をいじめることで周りにいる人との共有や共感を得て自分は1人じゃないことを確かめたいのです。

いじめられてる子はいじめっ子を怖がるような態度をとったり、周りにいる人たちも、ターゲットにならないようにいじめっ子の味方をしたり、かまってほしい気持ちがいじめるという形になっています。

親からの愛情を十分に受けてこれなかった子は、愛され方や愛し方がわかりません。

誰かを支配することで周りの反応や注目を集めることで自分の存在価値を確かめようとしてしまいます。

家庭でのストレス解消

親の不仲や離婚が子供の精神面に与える影響は大きいです。

家庭が問題を抱えている場合、子供が親に反発できる子はいいのですが、親に反発せず、親の前で良い子でいる子供は学校や親の目がないところで反発します。

家庭で自分の感情を押さえつけている子供や家庭で居場所を無くした子供は溜めているストレスを学校で発散してしまいます。

いじめられたくない

全ての子には当てはまりませんが、過去にいじめられていた子やいじめを見てきた子は、二度といじめられたくないと思います。

いじめられた経験から、今まで仲良くしていた友達が手のひらを返したようにいじめっ子と一緒になり、自分をいじめるという裏切り行為を受けた場合の傷つき方は二度と味わいたくないのです。

いじめっ子の中には、自分が標的になるのを避けるため見て見ぬふりをする傍観者になる子もいますし、自分がいじめの標的になるのを避けるため、いじめのリーダー的存在の人に付き、いじめる方に加わる子もいます。

いじめることが自分を守るための手段なのですが、自分がリーダー的存在ではなくいじめっ子の味方に付いた場合、お手伝いをしている感覚なので罪の意識が薄いのが問題です。

まとめ

いじめている子は、自分自身で「なぜ、いじめているのか」気付いていない子もいます。

いじめだけでなく、学校で悪いことをやってしまう子は、家庭での問題を抱えている子が多いです。

子供がいじめをしている親は学校での子供の評価ばかりに目を向けるのではなく、家庭での子供の様子に目を向け、心の奥底にある想いに耳を傾けてもらいたいです。

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