あなたのお子さんは、基礎的な問題は解けるのに、応用問題が解けなかったり苦手だったりしませんか?
学校で嫌なことがあったりとき、自分で対処することができず親に頼ったりしていませんか?
それは、『考える力』が無いからです。
目次
親が『考える力』を奪っている⁈
そもそも子供は『考える』という意味がどうすることなのか分かってない可能性があります。
『考える』というより『考える方法』が分からないのです。
例えば、小学校低学年の頃、毎日の洋服選びや学校へ行く準備の確認を親がやってしまうことにあります。
他にも学校で何か嫌なことがあったとき親が子供に代わって先生や友達に話をするなどです。
子供自身に考えさせたり行動させることがなく、親が「こうしなさい」と決めたり、親が子供の代わり行動していることが、子供が受動的な思考になったり、子供の『考える力』を奪っているのです。
また、一方的に叱ることも子供の『考える力』を奪います。一方的に叱られることで、子供は「怒られるから○○をする」「怒られるから○○しない方がいい」となんでも「怒られるから〜」というきまりができてしまい、考えない子になってしまいます。
『考える』とは?
・自分の頭の中で言葉にして表せること
・なぜ?どうして?と疑問に思うこと
・やり方や方法を思いつくこと
『考える力』を育む方法
子供と一緒に考える
子供が質問したとき、どのように答えていますか?
的確な答えをズバッと言ってしまうと分からないことは人に聞けばいいと考えなくなってしまいます。
また、親も分からないときは「分からない」で終わらせるのではなく、子供と一緒に考えたり調べてみましょう。
問いかける
自分から進んで質問しない子供に対しては、親から「これはなんだろうね?」「何で○○なんだろうね?」と問いかけてみましょう。
親が『考える』きっかけを作ってあげましょう。
答えを急かさない
親が質問をして、すぐに答えられない子供に「どうして、分からないの?」と言うと、まだ声に出して答えてなかっただけで、頭の中では考え始めている場合があるのです。
答えを急かしてしまうと、せっかく頭の中で考え始めた子供の考える気力を失わせてしまったり、諦めてしまいます。
『考える力』を育みたいと思うのであれば、答えの質にとらわれず『考える』という練習だと割り切りましょう。
子供の意見を聞く
親が「〜しなさい」と命令する前に、子供に「どうしたい?」「どうしたらいいと思う?」と子供の意見を聞くようにします。
どうしてもして欲しいことがある場合は「○○しなくていいの?」というふうに、あくまでも命令ではなく、質問という形で言います。
「無理」で終わらせない
無理だと思うと、人は考えることを止めてしまいます。
無理だと結論を出してしまう前に「どうしたらできるようになるか」とポジティブに捉えるようにすることです。
そうすることで自然と『考える』という機会を作ることができます。
まとめ
『考える力』は応用問題を解くためだけではなく、人生において困難なことや問題にぶつかった時、自分で解決し乗り越えれる人になるためにも大切なことです。
将来、子供が自立した大人になれるように『考える力』を育んでいきたいですね!