子供が挫折を経験…立ち直るために親ができる5つのこと

子供が挫折を経験したとき、どのような対応をしていますか?

子供が余りに落ち込んでいると、掛ける言葉が見つからなかったり、どのように元気づけてあげようかと悩みますよね?

挫折はチャンス!と言われますが、この挫折が人生の糧になったと思えるまでの時間は子供にとっても親にとっても、とても耐え難いものです。

挫折から立ち直るまでにかかる時間は、子供の性格によっても違ってきますが、特に子供が初めて挫折経験した時、時間がかかっても自分の力だけで乗り越えれそうで親も経過を見守れる自信がある場合は子供を信じて待つだけです。

しかし、自分の力だけでは乗り越えられそうもない子供には親のサポートが必要になってきます。あくまでも、子供が自分の力で乗り越えるためのサポートです。

子供が挫折をしたときに親ができる5つの方法をご紹介します。

子供が挫折したとき親にできること

親が一緒に落ち込みすぎない

子供が嫌だ嫌だと落ち込んでいる姿を目にしてしまうと、どうしても親が一緒に落ち込んでしまうことはあります。

しかし、親も一緒になって落ち込み過ぎると家全体が重く暗い雰囲気になってしまいます。

子供と一緒に落ち込こんだら、親は子供よりも先に気持ちを切り替えましょう。

子供は親が落ち込んでいる姿を見て、親に悲しい思いをさせてしまったと、また落ち込んでしまい負のスパイラルになってしまいます。

泣きたいだけ泣かせる

挫折した時、泣ける子はいいですが、泣く事を我慢して感情を抑えつけてしまう子がいます。

そういう子には、泣いていいと言ってあげることで安心して泣ける場合があります。

泣きたいだけ泣ければ、すっきりすることもあります。

これまでの自分を振り返らせる

子供が毎日のように、「あの人嫌だ」「あの授業嫌だ」「あれはしたくない、これもしたくない」など、ネガティブな発言ばかりしていませんでしたか?

挫折を経験するほとんどの子供は、こうしたネガティブな発言ばかりしていたのです。

ネガティブな発言は悪いものを寄せ付けてしまいます。

挫折はネガティブな発言をしていた自分自身が引き起こしたものだと、最近の子供の様子を交えて伝えてみましょう。

子供も思い当たる節があるはずです。

ポジティブに置きかえる

今、経験している挫折は、子供がこれまでの自分を振り返る良い機会です。

「前向きな気持ちで取り組んでこれたのか?」「文句ばかり言ってなかったか?」

希望が通らなくて落ち込んでいるのであれば、なってしまった結果の『素晴らし所』『楽しい所』『難しいことに挑戦できる』『あなたは選ばれた者』など、子供はネガティブなことしか出てこない時なので、親はポジティブなことをより多く見つけ言ってあげましょう。

ネガティブな面よりポジティブな面が上回ることができれば挫折を乗り越えれる、きっかけになります。

今までの親子関係を見直す

子供が挫折したとき、すぐに手助けしていませんか?

子供自身に解決してもらおうと見守ってあげれますか?

子供が挫折した時こそ、親は手助けするのをグッと我慢するときです。

また、いつものように親がどうにかしてあげようと代わりに言ってあげたり、助けてしまうと、子供は挫折に耐えられない子になってしまいます。

どん底に突き落とされた我が子を、助けず見守ることは、親にとっても大きな試練です。

しかし、将来大人になったときの子供のことを考えると、自分で挫折を乗り越えて前に進める大人になってもらいと願っているはずです。

自分で挫折を乗り越えるには、子供時代に挫折した経験が大切になります。

子供の挫折する経験する年齢が遅くなればなるほど、その分、乗り越えるのに時間はかかります。

親ならば苦しむ我が子を救ってあげたいと思う気持ちは痛いほどわかりますが、適切な言動で子供が自分の力で乗り越えていけるように『サポートしてあげる』ことが大切です。

最後に

親の関わり方次第では子供の挫折経験が良くもなりますし、悪くもなります。子供の挫折を挫折で終わらせる事なく、子供の幸せのために何が大切なのか考え直してみるのもいいですね!

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