正義感の強いということは良い事ですし、正義感の強い子は親にとって誇らしものです。
しかし、正義感の強い子は時に損をしたり、嫌な思いをしてしまうこともあります。
正義感が強いことは良いことなのか?悪いことなのか?わからなくなってしまいますよね?
正義感が強い子供はこのままでいいのでしょうか?
長所と短所についてもご紹介していきます。
目次
正義感とは?
・道徳的な考えを優先する
・良い事と悪い事の分別がつく
・正しいと思ったことを大切にする
正義感が強い子の特徴
ルールやきまりを守る
ルールやきまりをきちんと守っていたり、守りたいと思う気持ちが強いです。
自分だけでなく周りにも、そうあってほしいという正義感から、ルールやきまりを押し付けてしまい反発されることがあります。
意思が強い
自分の考えを曲げず、意見を変えない頑固者と捉えられることもあります。
逆に意思があり、芯が通っているので頼りがいがあるという一面もあります。
まじめ
正義感が強い子は基本的に根がまじめな子が多いです。
決められたことや、やらなければならないことを、きちんとやりたいのです。
まじめで正義感が強い子は、友達から頼りにされますが、期待に応えようと頑張り過ぎて疲れてしまうこともあります。
道徳的感情が強い
善いこと悪いことを決める時、良心に従い、人としてこうあるべきと強く思います。
いじめは良くないことですが、いじめっ子に対して厳しく注意すると、いじめっ子からターゲットにされてしまいます。
先生や大人に気に入られる
正義感の強い子は授業中、騒いでる子に注意したりして、みんなが嫌がるような役割をかって出てくれます。
先生は良い子だなと評価するので気に入られます。
融通がきかない
ルールを守ることは大切です。
しかし、その時々によっては例外や特別な場合もあります。
「こうあるべきだ」「こうしなければならない」と言う気持ちが強く 出てしまうので頭の固い子、融通がきかないと思われるます。
いじめられる可能性がある
正義感を振りかざして、おもしろく思わない子もいますし、うざがる子もいます。
その子たちを苛立たせてしまうと、言い返され、さらにひどいことを言われそこから、いじめのターゲットになる場合があります。
正義感が強い子は損をする?
ストレスを感じることが多い
自分の正義感が思い通りにならないことストレスを感じます。
正義感を振りかざすことによって、誰かしらと衝突したり争ったりすることになることもストレスです。
相手から悪口や陰口を言われることもあるので、嫌な思いをすることもあります。
周りの人が自分の正義感に賛同してくれない場合は、なぜ分かってもらえないのだろうとモヤモヤした気持ちになってしまいます。
自分の正義感の通りに動けないこともストレスになりますし、周りの人に正義感の通りに動くということが分かってもらえなくて妥協しなければならないことも多くストレスになります。
正義感の強い人はストレスがたまる一方なので損なのです。
正義感が強い子はうざい
正義感が強い子は、うざいと思われがちなため、敵を作りやすいです。
信念を曲げることができないので、ダメなものはダメ、間違っていることは間違っていると許すことができません。
学校生活や友達関係でも、白黒はっきりさせるよりは、周りの雰囲気に合わせて曖昧なままでいいとなるときが多いです。
自分の正義感を貫こうとするあまり、周りの人たちと衝突することも多くなります。
他人にとっては、これくらいで良いと思えることでも、正義感が強い人にとっては許せないのです。うざい子、口うるさい子などと思われてしまい、時と場合によっては反感を買うことがあります。
正義感が強い人は、その時その時に応じて柔軟な態度をとることができればいいのですが、融通が利かず、他人に自分の考えを押し付けてしまうのです。
本人は正しいことをしていると思っていても、周りの人たちは正しいことだと受け取るとは限りません。正義感が強い人は敵を増やしてしまう恐れがあるので損なのです。
正義感が強いのは長所?短所?
ここまでで、紹介したように、正義感が強いことは、長所でもあり短所でもあります。
正義感が強すぎてしまうと、生きにくさを感じてしまうことが多々あり、短所だらけのように思えてしまいます。
しかし、正義感の強さと柔軟な考え方を持って問題を解決していけるのであれば長所にもなり、素敵な武器にもなります。
正義感が強い子供はこのままでいいの?
正義感が強すぎる子は、一度考えてみた方がいいですね。
正義感が強すぎると、それに対して反発する子がいます。
何を言われても受け止めたり、言い返す精神力がある子は正義感を貫くべきです。
しかし、反発する子の意見を受け止めることもできない、何も言い返せないなど、心が折れてしまう子は正義感を貫くのは難しいです。
相手の意見に合わせたり、自分の正義感を曲げるなど、柔軟な対応をした方が孤立(いじめの対象)にならなくてすみます。
正義感を貫くかどうかは、子供自信が決めることです。
まとめ
正義感が強いことは大人から見れば素晴らしいですが、時に子供を傷つけてしまうこともあります。
中途半端な正義感は憎まれ口を叩かれたり、ひどい時はいじめの対象になることもあります。
「正義は勝つ」と言うように、強い意思と誠の心を持って正論を言い返すことのできる正義感の強い子のところには、人が集まってきますし信頼もされます。
正義感が強いことを長所とするのも短所にしてしまうのも、その子次第ですね。