友達ができない子供に親が気を付けたいこと「友達できた?」はダメ⁈

「友達できた?」入学やクラス替えで新しい環境での子供に友達ができたか気になりますよね?

親なら一度は口にしたことあるのではないでしょうか?

「友達できたよ」は安心しますが、「友達できない」という子供の返事は心配になりますよね。

「友達できない」と聞いて心配になった親が子供に友達ができたか確認するようになってしまうと、子供は友達を作らなければいけないと焦って失敗したり、負担に感じてしまうことがあります。

「友達できた?」と言ってはいけない⁈

友達ができるのに時間がかかる

子供によっては友達ができるのか早い子もいますし、時間がかかる子もいたり個人差があります。

親にとっては何気ない日常会話に過ぎませんが、友達ができるのに時間のかかる子にとって「友達できた?」と親に聞かれることが、現在進行形で新しい環境に立ち向かっている子供にとってはウザく感じたり、ストレスになることもあります。

親は子供に友達ができれば新しい環境でも楽しめたり、困ったときに力になってもらえたりと、早く友達ができることが安心材料の一つになります。

しかし、子供は子供で新しい環境の中、友達との距離感や空気感の中、現在進行形で時間をかけながら友達を作ろうと頑張っている場合もあります。

子供によっては、親が焦らず見守ることも大切です。

友達ができれば、自然と友達の話題が出てきますよ。

一人が好き

中には1人でいることを好み、自分の意思でたくさんの友達を作らない子供もいます。

外でみんなと遊ぶのが好きじゃない、休み時間を自分の好きなように過ごしたい、自分のタイミングでトイレに行きたいと1人でいることが苦にならない子もいます。

そういう子に「友達できた?」と聞くと、友達がいないのはダメなんだと自分を否定されているように感じてしまうでしょう。

必ずしも子供に友達がたくさんいることが子供の幸せとは限りません。

親は子供に早く友達ができることにこだわらず、子供の望む友達の幸せの形を応援したいものです。

なかなか友達ができない子の特徴

友達を作ることが苦手な子の中には作り方がわからず、相手の気を引くために、嫌味を言ったり、バカにするようなことを言って友達になるどころか嫌われてしまう子もいます。

相手が嫌悪を抱くような言い方でしかコミュニケーションが取れない子は、家で家族から言われてるような事を友達に言っている場合がほとんどです。

一度、子供が家でどのように言われているのか見直してみる必要があるでしょう。

友達がすぐできる子にも悩みはある⁈

新しい環境でも、すぐに友達ができる子いますよね。

親としては、子供が楽しく幼稚園や学校生活を送っているものと一安心です。しかし、友達がすぐにつできる子が楽しく充実しているとは限らず、ある悩みを抱えていることがあります。

周りからの嫉妬

友達がすぐにできる子は、周りから妬まれることがあります。

小学校低学年から中学生と年齢にかかわらず標的になります。

友達がなかなかできない子は、友達がすぐにできる子に対して、

『すぐに友達ができて楽しそうな姿が羨ましい、悔しい、ムカつく』

『前年度まで仲が良かったのに、違う子と仲良くしているのが気に入らない』

『自分の中の良い友達を取られた』

友達がすぐにできる子は嫉妬から陰口や悪口を言われて嫌な思いをしたり、ひどい場合は暴力を受けることもあります。

あまりにひどいときは子供が直接言えるなら、学級担任へ相談させるようにしましょう。自分で言えない子は親が連絡しても構いません。

学級担任がちょっと….という場合は、学年主任やスクールカウンセラーの先生でも大丈夫です。

友達がすぐにできるような前向きな子が学校へ行けなくなる前に、早めの対応をおすすめします。

まとめ

我が家の下の子は友達ができるのに少し時間のタイプでした。

私は友達が早くできれば新しいクラスでも楽しく過ごせると思い、「友達できた?」と何回か聞いたことがあり「友達出来ないと」不安がる子供を心配しました。

その時は「子供の友達できた?」がプレッシャーになってるとは思ってもみなかったので、今は子供に申し訳なかったと反省しています。

見守ることにしたところ、クラス替えから2週間経ったころ楽しそうに友達の名前を口にするようになりました。

大人から見れば時間がかかってもどかしくなることも、子供は子供の歩幅で一歩一歩進んでいたのです。

子供の小さな変化に気づけるように、心に余裕を持ちたいものです。

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